不動産を売りたい時、どんな広告を見る? | CoCoDA – BLOSSOM DESIGN-

BLOG

2023.04.26

不動産を売りたい時、どんな広告を見る?

土地や自宅の売却を考えるとき、どんな手順で売ればよいのか。税金や費用、いったいいくらで売れるのか。いろんな疑問や不安がありますよね。
そんなときに頼りになるのが不動産仲介会社。
今回はそんな不動産仲介会社をみつける時、たよりになる「広告」について見ていきましょう。

不動産の売却について

不動産仲介業者の探し方


「仲介」とは不動産の売主と買主、両者の間に入って、とりついだり、まとめたりすること。
なかだち。あっせん。などを専業でしている不動産の業態で、相場や費用・税金などトータルの情報収集が可能となっています。

いろいろな事情で売却を考えはじめたとき
相場ってどうなの? どこに依頼すればよい? 売った時の費用ってどれくらい? 
税金もかかるの? と色々と疑問・不安が生まれますよね。

では、そんな疑問・不安を誰に、どうやって相談相手すれば良いの?

そんな時に、頼りになるのが不動産仲介会社。


今日はそのあたりを「広告サイド」から解説したいと思います。

<アナログ広告媒体>

・新聞広告や折込広告
・ポストに入っているチラシ
・ダイレクトメール
・住宅雑誌

こんなアナログ広告媒体(オフライン)での情報は、手にとって触れて、といったリアルな接触機会ですから、WEB情報とはまた違った感じがありますよね。


そんな紙媒体の広告活動は、地元密着の会社が多く、店舗も近くにあったりと安心感が持てて、担当者と直に接する点も利点なんです。


企業ホームページも確認すると、更に相手のことも理解できますし、そんな普段から身近に感じている地域密着の会社として、相談相手に選ぶ方もいらっしゃいます。

だけど、最初からひとつの会社だけ依頼・相談するのも、少し不安なのが心情。
そうなると複数の会社にそれぞれ問合せが必要です。


電話やメールでの問い合わせ、折り返しの連絡、要望の伝達、担当者との予定すり合わせ、リアルな接触と、複数に依頼すると手間暇がかかってしまい、忙しい方には面倒かもしれません。

<WEB一括査定サイト>

2000年代になると、不動産売却を相談するWEB「一括査定サイト」の利用も活発になってきました。 

  • スーモ売却査定
  • ホーム4U
  • イエウール
  • オウチーノ
  • イエイ
  • ライフルHOME’S

など代表的な一括査定サイトだけで10社はありそうです。 


WEBブラウザ上で、「不動産 売却 〇〇市」など検索すると
最初に上がってくるのが、こんな「一括査定サイト」です。


初回に売却希望者の個人や不動産の情報入力すると、指定した複数社に一括で査定依頼ができるので、煩わしさがなく、とても快適です。


そして、それぞれの会社からWEBサービス上、もしくは登録したメールアドレスに相手の仲介会社から査定結果が送信されてくるので、簡単で査定額の比較検討もしやすく、最初の情報収集には適しているのではないでしょうか。


デメリットは、複数の仲介会社と一度にWEB上で接触すると、リアル感(担当者の顔を見た。話した。笑った。お店でお茶を飲んだ、など)がないので
どの会社がどんな話の内容だったのかわからなくなったり
会社よって査定価格差があったり、売り方も交々で、あまり多くの会社にWEBで依頼すると情報が交錯して判断しにくくなります。

<その他WEB広告>

アナログ広告も一括査定などのWEB広告も、それら広告に対して売却依頼主から自発的に行動をとって相手に「売却検討の意志」を発信する方法でした。

しかしながら、すぐに売却へ進む方は全体の2割程度。
多くの売却検討者は情報を得たあと”小休止”に入られます。


昔ですとその小休止の間に、ときどき不動産会社から電話がかかってきて、担当者から近況を尋ねられる、といったコンタクト方法でした。

最近は直接的な電話はNG傾向です。


そんな世知辛い時代の代表的なWEBコンタクトの方法を2つをご紹介します。

「リターゲティング」


私たちは「リタゲ」と呼んでいて、具体的には「1回以上、自社のサイトを訪れたことがある方に自社の広告を定期的に配信する」手法です。


例えば、昨日通販サイトで自分が見ていた商品情報を載せた広告が、後日、別のサイト上で表示される。何度も見ているうちにポチッとしてしまうヤツです。


不動産でも、一括サイトの査定結果や、各社のHP閲覧、査定結果の収集、のみで直ぐ売却開始する方は、全体の2割程度となります。


そのあとはリタゲ広告で「当社を忘れないでね」といったふうにしています。
「最近WEB上の広告で頻繁に目にする仲介会社だなあ、親近感もわいてきたかも」と思ったら、このリタゲ広告です。

「ステルスマーケティング」

私たちは「ステマ」と呼んでいます。


特定の商品・サービスについて、消費者に宣伝と気づかれないように宣伝したり、SNSなどでクチコミ、その会社のブログなど、偶発を装って発信する行為を「ステマ」と言います。


ちなみにステルスとは日本語だと「隠密」となります。
広告と気づかれないよう宣伝するのですが予算は結構必要なので、大手仲介会社などの経営体力のある会社が活用しています。


「最近WEB上のSNSで頻繁に目にするし、たまたま読んだブログ記事もその会社だし、よさそうな評判だなあ、いい会社かも」と思ったら、このステマ広告です。


なんだか感情を操作されているみたいで、知ってしまうと嫌な気がしますね💦

まとめ

商品やサービスを選択して購入いただくための仕組みを作る事を「マーケティング」と言います。


記事の最初に触れたように、アナログ広告媒体によるマーケティングもまだ残っているものの、最近は最大手の仲介会社が紙広告の一切を中止して、その予算をWEB側に振り替えたことで業界の話題となりました。


一括査定サイトを皮切りに、WEBを活用したマーケティングも活況です。
またGoogle、edge、safariなどのブラウザ上で、皆さんがなにかしらのワードで検索した際に広告として表示させたり、検索最適化(SEO対策)に注力して、検索上位に表示させ、閲覧機会を増やす手法もあります。


リタゲやステマで、知らず知らず親近感や安心感を醸成させることもできるのが、現代のWEBマーケティングの世界です。


不動産売却の検討を始めたとき、仲介会社の探し方を今回は広告サイドから見てみました。


WEBマーケティングの世界はすさまじい勢いで進化していて、個人情報なんてなくとも、今、そのWEBユーザーが、何を考えていて、何を欲しているのか、そしてこれから何を求めるのか、をWEBサーバー側は知っています。

そして隠密(ステルス)にサービス選択を促してきますし、MA(マーケティングオートメーション)と言って、一度査定相談したお客様に対して、あたかも査定依頼した担当者が、気に留めて定期的に連絡をメールでしているかの如く、自動メールを生成する仕組みもあります。

ですから、あまりWEB上だけで情報収集を行うと不自然な誘導に陥ることもありますので、アナログでオフラインの世界も活用し、face to faceの肌触り感のある情報収集も面倒がらずに取り入れることでベストプラクティスが見つかるのではないでしょうか。


『土地・戸建・マンションの査定金額が“45”秒ですぐにわかる』AI査定がこちらからできます!
 ぜひご活用ください   ↓    (神奈川県下のみ)
https://www.aisatei.com/?id=d264c121-66fc-b770-33c3-3f8e3be6169a