前回、家の買い替えには、いろんなパターンがあるというお話でした。
その組み合わせによって、諸費用はずいぶんと変わってきます。
今回は、諸費用がどれくらいになるのか、購入時と売却時にわけて
それぞれ表にまとめてみました。
購入不動産の諸費用について
[不動産・購入諸費用]
費用については注文住宅が一番大きくなります。
土地購入と建物購入が各々費用が必要であること、また完成に関与する業者・関係者が多いことが原因です。
施主の要望を叶えるために多くの関係者が関与して、その実現にあたる費用はそれなりにかかるという事でしょうか。
注文住宅で関与する人・会社とは
・土地売主・司法書士・仲介会社・土地家屋調査士・行政・工務店・水道局・設計士・銀行 etc
新築マンションの場合は、事業主・司法書士・銀行 です。
売却不動産の諸費用について
[不動産・売却諸費用]
※所有不動産の借入金残債の支払は、売却時に必ず必要となります。
購入時ほど差は大きくありませんが、土地売却の場合のほうが少し費用がかさむ印象です。
まとめ
いかがでしたか?
皆さんが検討する売却不動産・購入不動産の種類に応じて諸費用には差があるということが、少しイメージできましたでしょうか?
買い替えの合計予算を決めたら、その不動産種類に応じて諸費用を計算して、残りの資金での計画進めましょう。
そうすると、あとあとトラブルもなく、安心してお住み替えが実現するのではないでしょうか。
参考になさってください。
なお売却不動産については、譲渡所得税の正しい計算が重要となります。
非課税から数千万までかなり税額に幅が生じます。
必ず専門の士業の判断を受けてから資金計画を行ってください。